TB,コメントを寄せていただいたみなさん、ありがとうございました。やっぱり反響の大きいテーマですね。

総選挙が9.11という、「自爆テロ選挙」という小泉首相のブラックユーモアなのか?!としょうもないことを考えたりしたのは僕だけ?


そもそも継続審議ではなくて解散総選挙にしなければならない必然性はあったのか?ということも論点になってますね。朝のテレビでM先生も解散総選挙という道を選らんだことを批判してました。


果たしてそこまでして急ぐ必要があったのか?郵政民営化がゴールなのであればそうでもないと思うんですが、構造改革を断行するという小泉首相の政治方針の象徴が「郵政民営化」なのであれば、まぁ解散総選挙はありえない選択肢ではないと思ってます。

既得権益や効率化を阻む組合系団体などを代表する政治家たちを中心に構成される参議院に、構造改革の象徴を否定される。「おいおい、ほんとにこれでいいのか?」という民意を問うために衆議院を解散する。

参議院で否決されたからといって衆議院を解散するのは理屈がないような気もしますが、衆議院の総選挙により議席数に反映された「民意」に対して、これでもまだ反対するのか?!と参議院に迫り、構造改革がもはや時代の宿命であることを悟らせる。

小泉首相の描いているシナリオは、まぁこんなところではないかなぁと思います。実現は困難ですが、決して非現実的ではないかなぁと。ただ小泉首相の悪運が強いのか、彼独特のアンテナの感度のよさなのか、海外や浮動票層はこの強気の姿勢を好感しているようです。


【亀井静香議員の郵政法案反対理由はこちら】

http://www.kamei-shizuka.net/media/omou/kamei_ind.html